数年前から自宅のプリンターの色が気になり出し、カラーマネジメントの装置を購入した。初めは、モニターのキャリブレーションをしたのだが、プリンターから出る出力の色のとの違いに落胆するばかりだった。一貫した調整が必要と考え、モニターの調整、プリンターの調整、デジタルカメラの調整、フラットヘッドスキャナーの調整まで行える装置を購入した。これは、モニターの色調整と、プリンターから出力された色をセンサーで読み取ることで一貫したカラーマネジメントを行うのだと納得。いわゆる、色の出口から入口までをセンサーで管理できる優れものでした。
しかし、コロナ禍の期間中に、装置が壊れている事が判明。センサーの本体部分を交換(修理対応ができないようで、新たに購入)、全てがうまくいった。プリンターの出力も概ねモニターに近づくもので、納得の結果となった。
だがしかし、悪いことは重なるもので、プリンターもコロナ禍で調子が悪く、メーカーに問い合わせてみると、修理対応が有料で、しかも送料なども考えると金額的に納得できないものであった。
悪い癖で、昔からなんでも自分で修理できると妄想してしまう。そう。プリンターも分解してみた。プリンターヘッドの位置を感知する、簡単な構造の光学センサー部分が長年の埃により読み取りにくくなって印字の掠れが生じていた模様。どこかのサイトで書いていた通り、その部分の清掃は簡単に行えたが分解に手間取りあえなく破壊。同じものを買い直すこととなった。最近、修理する権利が話題となっているが、製品にはまだまだ壊れても修理する権利がないものが多数派だと実感。
さて、カラーマネジメントの環境が再び整ったので、自宅のモニターを調整した。概ね良好だが、センサーとPC接続するケーブルのコネクターが接触が悪いようで何度かエラーが出た。
偶然かどうかわからないが、そのメーカーのブランドロゴが変わっていた。サポートも、販売代理店も知らない名前に変わっていた。
不調が起きた時にSNSでフォローしていたので判明したのだが、競合他社の製品も検討中。
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