人工知能、そ中でも画像生成AI。いろんなアプローチが出てきましたが、その中でもファッション関するトピックです。
SNSの広告から知ったのですが、昨年から開催されている、とあるファッションアワード。主催するのはファッションに特化した画像生成AIをサブスクで有料提供されている企業のよう。協賛企業のロゴもHPに展開されていたので、賛同される方も一定数おられ、ユーザーの広がりの予感を感じさせる見た目に仕上がっており、信頼性も感じる体裁を構築されていました。
私の日頃の服装からは想像できないと思いますが、一時は繊維関係で働いていたこともあり、一般の方よりは知識も多いかと思いますが、プロンプトという、言語によるコントロールは、思いの外、手こずりました。頭に浮かぶイメージを言語化するという行為に慣れていないので、最近の貴重な新しい経験となりました。
最近耳にする、非常に個人的なトレンドトピックも反映しながら、画像生成AIと格闘しつつ、面白い画像が出てきたので、ついつい興味本位でエントリーしたら、一次審査通過のお知らせが来ました。
先にも書きましいたが、言葉で画像を紡ぎ出すというのは、 画像生成AIが誕生するまでは、「デザイナー」などとと呼ばれるが方々が担っていた役割であろうかと思います。手慣れたクリエーターならば、クライアントが話す言葉を元に、自分の蓄積してきた知識の中から数種類のグラフィックを選択し、紡ぎ出していた事と思います。いわゆる、デザイナー、クリエーターの特殊技能とされていた、スキルに負うところが大きかったのだけれど、 画像生成AIを利用することで、画像としてイメージを表現するスキルがなくても、とりあえずはイメージを手に入れることができるようになったことに感動を覚えます。
職を失う方々もおられるのでは、と考えましたが、それはあまりに安易であろうと考えを改めましたが。
またクリエーターの立場からすると、発想の種の一つとしての役割、効果は有効ではあるのですが、未だ完全な、納得できるクオリティが備わったものを手に入れようとすると、別のスキルが必要とされるようで、そこにはまた地道な格闘が待っていると考えます。
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