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行けるかなミラノ:redfrog greenfrog STUDIO

更新日:5月10日




昨日、知り合いの空間系の設計施工会社の方との話でミラノデザインウイーク行かない?言う話になり、その会社は基本方針として業務外の研修目的の出張などはない、との事。かなりの人数のクリエーターを抱えている企業ではあるが、未来に対する投資は経費ではないし、同社の魅力を醸成することにはならないらしい。かと思えば、少数精鋭ながら、毎年ミラノデザインウイークに出向き、欧州のトレンドとデザイン界隈で起こる事を情報収集し、また、開催規模は小さいながらもトップの掲げたテーマを堂々と現地に集まる世界のクリエーターに発信し、自社の強みとして存在感を発揮している企業などもある。お家の事情はさまざま。






ヨーロッパにおけるクリエイティブの流行と考え方は世界のトレンドを牽引するものだという考え方もあるが、ミラノデザインウイークに私自身が参加したことがないので、なんとも正確な捉え方もできないのだけれど。

少々趣旨は変われど、小売関わる、欧州最大規模の展示会の「ユーロショップ」は何度か足を運んでいる。そこには、小売の情報だけではなく、店鋪の内装資材のメーカーなども出展して来るので、店舗にまつわるトレンドがなんとなく見える展示会となっていて、毎回、刺激をいただいて帰ってきております。



展示会の仕事を長らく続けておりますと、展示会独自の作法というか、雰囲気というか、展示会場から見えてくる言葉があるもので、それを個人がどのように捉えて持ち帰るのが最近の展示会に対するスタンスです。そんなこともあり、できるだけ我が身を移動させて、展示会場に足を運ぶことにしています。





コロナでリモートワークが教えてくれたのは、リアルで人の触れ合うことの大事さ。実際にリアルで現場に行かなければ感じられぬことが必ずあると、わかる人しか獲れない。特に空間デザインに携わるものには大事な感覚かと。来年は行くかな、行けるかなミラノ。経費を準備、準備。

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