とは言え、他人からすればあまりこだわった感じもしないかもしれません。なぜなら、廃棄処分される食材をできるだけ無くしたいのが、こだわり。
「勿体無い」という言葉は世界に広がっていったけど、日本国内でもまだまだ罪悪感なく廃棄処分していると思っています。私も他人から見れば勿体無いことをしているかもしれませんが、日々で実践していることを少し。
例えば、日本料理の基本でだし汁を作る時に使う昆布と煮干し。そのまま捨てるのが忍びなくて、調べてみたら蕎麦屋さんが出汁とった後のそれを、細かく切って醤油加えて煮込んで佃煮にして客に出してたのを思い出した。早速実践したのだけれど、味はまあ間違えることないのだけれど、少量だと掛ける手間が問題。これは、なかなかお店でないと難しいかも。
それから少し時間が空いて発見したグッドアイデアは、出汁をとるために買ったのが、一回分使って残りがそのまま使わず残っていた。煮干しをどうにか消費するために考えたのが、小さいケースに入れて食用の酢につけること。一晩くらい浸けると食べれました。
また別なアイデアでぬか漬け。自宅の冷蔵庫にはぬか漬けの容器があり、これも重宝するのです。大根などの大きな野菜の端っこが残ると捨てずに、そのままぬか漬けするのです。また、ご飯主体の単調な食事のアクセントなどにお漬物は輝いてくれます。
あと最近はカレーとかシチューとか根菜類の煮込み料理をする時に、以前は皮を剥いていましたが、皮に含まれる抗菌成分が野菜の香りの元であり、皮のまま食するというニュースの記事を見てからは、皮が気にならないくらいに小さく切って、そのまま投入しています。もちろん、水で洗って汚れを落としますがそのまま加熱して食べるので、その分の生ごみなし。しかも、知り合いの洋食屋さんで聞いたのですが、クズ野菜を入れる鍋があり、そこで色々な野菜が混じり合い、加熱されてソースなどに使っているという話でした。
色々な知恵があるようですが、今回はこの辺で。
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